業種:航空会社X社
航空会社で地域活性のためのイベントやキャンペーンを企画していたY氏は、とあるお菓子を購入した際に、パッケージにアプリをかざすことで画面にフォトフレームが表示され、そのままキャラクターや装飾と一緒に写真を撮ることができるサービスを知りました。
調べてみるとこれがARという技術で展開されていることを知り、Y氏は自社イベント・キャンペーンを開催する上で、大いに活用できそうだと感じました。
Y氏はさっそく、このようなサービスをおこなうためには何が必要かを調べ、ARのためのアプリを提供している会社に利用するまでの詳細を聞いてみると、想定していたよりもコストを抑えつつ、簡単に制作できることがわかりました。
特に最近では利用が伸びてきているスマートフォンを活用することもあり、新しい企画としても活用できると導入を検討しました。
さっそく次回のイベントからは、
今回は5種類の異なるデザインのフレームを用意しており、パイロット姿になれる着せ替えや、飛行機に乗っているようなデザインなど、パネルでは実現できなかったデザインを制作しています。
フォトフレームはイベント会場に掲示してあるイベントポスターにARアプリをかざすと、かざしたユーザー個人のスマートフォンの中にフォトフレームが出てくる仕組みになっています。
今まではパネルで写真を撮るための順番待ちがありましたが、フォトフレームにしたことでユーザーが好きな時間に、好きな場所でフレームを利用した写真を撮ることができるようになりました。
イベント当日の様子を見に行った事業部長は、ARの説明が書かれたポスターの前で何組ものの親子がフレームを使って写真を撮っており、喜んでいる子供たちやARの技術に驚いている両親の姿を見ることができました。
今回、来場者に撮影してもらうための媒体をスマートフォンのフォトフレームに変更したことで、デザインをいつもより多く用意できただけでなく、撮影用パネルを輸送するための手間も費用もかからなくなり、コストカットにも貢献しました。
事業部長は、今回のイベントのフォトフレーム企画を見た、別のコラボを実施している企業からは、自社のキャラクターと一緒に写真が撮れるキャンペーンを企画したいと話をもらい、打ち合わせを進めているところとのことです。
また今回はフォトフレームでの活用でしたが、事業部長は次回のイベントではARスタンプラリーも開催し、より来場者に楽しんでもらえるような企画を作っていきたいと話していました。
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