Case事例

業種:Q百貨店

年々高まる「百貨店離れ」。
新しくターゲットにした若者世代の集客に成功した方法

解決のポイント
ポイント
幅広い世代が楽しめる簡単なデジタル施策を実施した
ポイント
POPの設置やチラシの配布、SNSを活用した告知とアテンドに注力した
やじるし

解決

デジタル施策の第一歩としてARを活用したイベントを実施。

Q百貨店は現状のお客さまである年配層を離さない方法として、まずはどんな世代のお客さまでもできる、デジタルの難易度が低い施策からはじめることがベストだと考えました。
ちょうどその頃、毎年行っている世界的人気キャラクターとのコラボイベントの企画内容について社内でブレストしている最中でした。
そこで、イベント企画会社にデジタルを使った企画はできないかと相談してみることに。

数日後、イベント企画会社から提案されたのは「AR」を使った企画でした。
スマートフォンを操作できるレベルであれば誰でも参加できる簡単さや友達同士や親子など、幅広い世代が楽しめる企画内容に強く惹かれたQ百貨店はデジタル施策の第一歩として、ARを活用したイベントの実施を決定しました。

人気キャラクターとコラボしたAR企画が大盛況。

Q百貨店はデジタル施策の第一歩として、人気キャラクターとコラボしたARスタンプラリーとフォトフレーム、AR アニメーションの3つのAR企画を楽しめるイベントを開催。
ARスタンプラリーは、各フロアに設置されている指定のボードにスマホをかざすと、オリジナルフォトフレームとスタンプをもらえるというものです。
館内に合計5カ所設置されたスタンプをすべて集めるとQ百貨店限定のオリジナルステッカーをプレゼント。
さらに、ショーウインドーに施されたスペシャルアートにスマホをかざすと、これも限定のオリジナルアニメーションを視聴することができます。

Q百貨店は、はじめて挑戦する形式となるイベントとなるため、告知方法にも注力したそう。
来館者に配布するキャラクターのグッズカタログのなかの1ページをまるごと使ってイベントの参加方法やARの利用方法を掲載。
そして、館内の各所に中高年のお客さまにもわかりやすいように大きく読みやすいイベント案内のPOPを設置し、チラシも配布しました。
またイベントの特設サイトを制作し、Q百貨店公式アカウントのSNSでの告知もおこない、リアルとデジタルの両方面からの告知を実施しました。
さらに、従業員用にトラブルを想定した対応マニュアルも制作。
こうした試みのかいがあってか、開催は約1ヵ月という短い期間イベントだったのにかかわらず、スタンプラリーの参加者は約3000人という、予想以上の大盛況となりました。
懸念していた中高年の参加率も目標値を大幅にクリア。若い世代のユーザーの来店も多数ありました。

若者層は期待していた通り、フォトフレームで撮影した写真などをSNSに投稿・拡散してくれ、「レアなグッズも買えたし、スタンプラリーも楽しかった!」という声が多く、話題に。
また、「老舗百貨店×AR」という古いものと新しいものの融合という点も話題性があり、雑誌やイベントまとめサイトなどでも多く取り上げられました。

季節に合わせたイベントでARを活用していきたい。

デジタル施策に挑戦したことにより、ターゲットである若い世代の来店促進に成功したQ百貨店。
今回のイベントが好評だったこともあり、今後は季節のイベントでARを活用することを構想しているそうです。
そしてイベントだけではなく、日常的に若者世代を集客するために、売り場の見直しやパブリックイメージの一新を進めています。

  • 1
  • 2
PAGE TOP