業種:B商工会議所
地域創生を目指すB商工会議所は、中小企業が加盟する団体として運営しています。
商工会の広報を担当しているY氏は、よりわかりやすく情報発信をおこない、会員企業数を増やしていくことを目標としていました。
B商工会で取り組んでいる活動内容を理解してもらい、よりわかりやすく伝えていくための方法として、会員の企業に向けては会報誌を発行することで情報発信をおこなってきました。
この会報誌は、会員になっている企業により興味関心を持ってもらうコンテンツ作りをし、会報誌の情報を元に地域を盛り上げていくための経営活動に役立ててもらいたいと考えていました。
広報担当のY氏は、今後商工会の活動の様子をどのように広めていくか、そして会員になることでどういうメリットがあるのか、そしてそのメリットを向上させることで、現在会員になってくれている企業の満足度も向上させていきたいと考えていました。
商工会の会員でない企業に向けて活動を知ってもらうことの取り組みのひとつとして、年に数回イベントを開催しています。
このイベントは地域活性化も目的としているため、県内だけでなく県外へもイベント開催を周知させ、集客をはかっていました。
その中で課題となっていたことは、若い方へのアプローチ方法です。
今までイベントの告知方法としては、会報誌はもちろん、各地でのポスター掲示といった施策がメインとなっており、ウェブサイトなどのネット内での告知に力を入れていませんでした。
紙媒体の告知だけでは、なかなか若い方にイベントの存在を知ってもらうことができていなかったため、若い方にもイベントを通して商工会議所の活動を知ってもらうために、新しい広報の取り組みをおこないたいと考えていました。
Y氏は新しい取り組みを検討していくにあたり、現在広報誌を発行していることもあり、紙媒体による文字情報以上を伝える方法として「動画」の活用に注目していました。