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Case事例

業種:音楽レーベルD社

市場規模が縮小していく音楽業界…。
音楽ソフトが売れない時代にCDの価値を高めた方法

解決のポイント
ポイント
CDジャケットに今までになかった仕掛けを施した
ポイント
ファンの気持ちを考えた施策を音楽イベントで実施し、SNSで話題に
やじるし

解決

汎用性と将来性に期待して「AR」を導入。。

「CDそのものに価値を付け、人々が欲しくなるようにしたい」。その方法を探していたD社はさまざまな販促方法をリサーチしていました。
そんな時、とある飲食系の企業の「AR」を使ったイベントを体験する機会が。
スマートフォンがあれば、誰でも楽しめること、エンターテイメント性の高さや印刷物だけでなく、リアルイベントにも活用できるという汎用性の高さにD社は惹かれました。

しかし、ARについて情報収集をしたところ、イニシャル・ランニングコスト面から見ると、QRコードのほうが、安価で設定も簡単という声も。
反対の声があったものの、CDジャケットにQRコードを組み込むと、アーティストの世界観やデザインを邪魔してしまうことが懸念点でした。また、キャンペーンの期間や内容によっては、リンク先のURLを変更する可能性も。その場合は再印刷のコストがかかってしまいます。

また、CDを部屋に飾って楽しむファンも多いため、ジャケットにQRコードを印刷することは避けたいという結論に至ったD社。
ARの汎用性と将来性に期待し、システムを導入することを決定しました。

CDのジャケットにファンが喜ぶ仕掛けを用意。

ARを導入したD社は早速、アイドルユニットの新曲CDジャケットにARを採用。
CDジャケットにスマホをかざすと「ファンに向けたメッセージ映像」と「CD購入者限定のPRイベントの映像」が再生される仕掛けに。また、新曲のプロモーションビデオのなかにも、ARを使ってイベントに応募できる仕掛けがあり、ファンはARを介して2回も限定コンテンツを楽しめるようにしました。
さらに「隠しマーカー」も設定。マーカーを探してスマホをかざすと、キャンペーン情報が出現。抽選で限定のオリジナルTシャツのプレゼント企画に応募できます。

アイドルファンはデジタル好きが多いこともあってか、ファンの間で話題になっただけでなく、いままでなかったプロモーション方法が話題になり、大手ニュースサイトに取り上げられることに。グループ名をPRする絶好の機会となりました。
各所で話題になったおかげもあってか、当初の目標数を大きく上回るアクセス数を達成。
CD売上げの初動も前作より好調だったそうです。
プロモーションが成功したこともあり、ほかの所属アーティストのCDジャケットにもARの活用が決定しています。

音楽イベントでの企画がファンの間で話題に。

CDジャケットのAR施策の効果や反響に確かな手ごたえを感じたD社は、毎年開催している大規模な音楽イベントでもARを活用することに。

エンターテイメント性があり、ファンが喜ぶことを一番に考えた結果、「アーティストと一緒にAR写真が撮れる」企画を実施。
各アーティストのブースに用意したPOPもしくは、パンフレットにスマホをかざすと、イベント限定のスペシャル動画が流れます。さらにアーティストの「一緒に写真を撮ろう!」というメッセージと掛け声で一緒に写真を撮影することが可能。
まるで憧れの人が隣にいるような感覚で、このイベントでしか撮れない写真を撮ることができます。
記念写真用に用意されたアーティスト写真も撮り下ろしということもあって、SNSに写真をアップするファンも多数。ファン同士で拡散されたこともあり、話題に。

また、運営側からしても、大人数のアーティストの場合など、全員のパネルを設置するスペースがなかったり、パネルと一緒に写真を撮ろうと並ぶファンの整備に人員が必要だったりと、場所や人件費にかかっていたコストのカットにもなったそうです。

新しい施策を積極的に取り入れて音楽業界を盛り上げていきたい。

ARを 導入したことにより、課題であったCDの価値を高めることやイベントでファンに喜んでもらえる斬新な企画を実現できたD社。
これからもより良い音楽をユーザーに届けるために、時代の流れにマッチした施策を積極的に取り入れ、音楽業界を盛り上げていきたいと語ってくれました。

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