トップページ > マーケティングTOP > 事例 > 印刷会社A社02

Case事例

業種:印刷会社A社

価格で負ける印刷物の受注…。
印刷会社が危機的状況を乗り切った方法とは

解決のポイント
ポイント
企画内容に含めた提案ができたことで、受注のきっかけとなった
ポイント
ログデータを分析し、次の制作物の改善につなげている
やじるし

解決

ユーザーとして体験したARを事業にしたい

課長が情報収集のために訪れた展示会では、最先端技術が集っており、その際に出展していたスターティアラボ社のAR作成ツール 『COOCAR(ココアル)』と出会いました。
詳細を聞くと、自社内で簡単にARを作成でき、印刷物と合わせてお客様に提供ができるツールとのことでした。

課長はもともと、食堂のメニューでAR(拡張現実)が活用されているところを見ており、ARの存在を知っていました。
自分自身がARのユーザーとして体験し、面白いと感じていた技術を自社のサービスとして展開できることに
魅力を感じ、また印刷物の付加価値として提供ができるようになることで、「印刷会社に依頼する価値」を見出せると思ったことが、導入を検討したポイントでした。

記念誌制作の受注は、提案に「ARが含まれていたこと」が要因に。

COCOARの導入後、私立高校の記念誌でのAR設定を受注することができました。
この受注は、ARが提案に含まれていることがポイントとなり、さらに印刷物の制作もあわせて任せてもらえることになりました。
この私立高校は、今まで印刷物を依頼する印刷会社が決まっていたのですが、そこに一石を投じ、A社は販路を切り開いたのです。

ことの発端は、私立高校の50周年記念誌の制作コンペがあるので提案をしてみないか、と紹介をもらったことでした。
A社で記念誌の制作が決まった理由として、A社が強みとしている印刷の技術力、色彩の綺麗さはもとより、「ARを絡めたプロモーション施策」が含まれていたことが大きかったそうです。

A社の提案は、他社より価格が高めに設定されていたそうですが、私立高校の今後の方向性として「新しいイメージを打ち出したい」という思いがあったことから、先進的なARを活用して挑戦していくスタイルを出したかったことに上手くマッチし、「価格」ではなく「中身」の提案で、A社に記念誌の発注をまかせてもらえることにつながったとのことでした。

ログの解析が、印刷物のデザイン改善の重要なデータに

記念誌には、校長先生からのメッセージやクラブ活動の紹介動画の他にも、撮影をおこなった際の舞台裏もNG集としてAR設定をしています。

さらに、実は「隠しAR」も設定しています。
記念誌の中で、ARが設定されているという印がないARを偶然見つけると、動画の中に先生たちが拍手で登場し、見つけられた人にだけプレゼント応募の告知を見ることが出来る、という遊びゴコロも取り入れられています。

このような記念誌に付けたARのログデータを、月/半年/年間ごとに分析し、どのコンテンツが閲覧数が多く、学生に求められているのかといった報告書を作成しています。
報告書は、次のパンフレット制作のコンテンツや誌面の大きさを改善するのための重要データとして重宝されているとのことです。

今回は私立高校の本校の記念誌制作でしたが、今後は分校の方の学校案内についても、ARを含めた提案をすることになっています。

今後はスタンプラリーにも力を入れていきたい

A社の協力会社からは、テレビ局主催のイベント制作の案件を紹介してもらいました。
最近のイベントでは、スタンプラリーのニーズが増えてきていることもあり、ARを活用したスタンプラリーの企画を進めているところだといいます。

今ではA社のAR推進室長に就任した課長は、
「スタンプラリーも企画できるようになったことで、今までイベントのポスターやパンフレットなどの紙媒体の制作にしか携われていなかったところを、今後は中身の運営にも携わっていきたいですね。」と意気込みを語ってくれました。

  • 1
  • 2
PAGE TOP