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Case事例

業種:印刷会社J社

価格を下げる方法では、
受注ができても売上にはつながらず…。
印刷会社が単価を上げられた方法とは

解決のポイント
ポイント
価格でNGになっていたクライアントに対して、安価にARを提供できた
ポイント
お客様の求めていることを実現しつつ、案件の単価アップにつながった
やじるし

解決

自社で制作環境を持てるからこそ、安価にARを提供できる。

J社で引き続きARの提供を行っているところに、主に印刷会社向けにARを制作するツールを提供しているスターティアラボ社から連絡がありました。
K氏は、現状のAR事業についてのアイディアになるかもしれないと感じ、話を聞いてみることにしました。

詳しく聞いてみると、汎用アプリを活用し、自社で制作環境を持つタイプのAR『COOCAR(ココアル)』は、あくまでも印刷物の「付加価値」としての提供がコンセプトのため、J社が代理店として提案していた「ブランディング」や「プロモーション」のためのARとは異なっていました。

汎用アプリということもあり、様々なクライアントに対して安価にARの提供ができることに大きな魅力を感じたK氏は、今まで価格でNGとなっていたクライアントにも受け入れられるかもしれないと、COCOARの導入のためにスターティアラボ社の営業マンと案件を作ることに尽力し、その後導入に至りました。

「安価にできるなら」と、記憶に残る施策を実現。

K氏は以前から印刷の付き合いのあった市の歴史資料館に対して、再度、配布用に置いてあるパンフレットや広報誌にARを設定してみないかと提案しました。

資料館としては、来場されるお客様に再度資料館を訪れてほしいという思いがあり、来てくれた方への満足度を高めたいと考えていました。
しかし、そうした施策になかなか予算を割くことができず、K氏が以前にARを提案した際は費用感が合わずに話が流れていましたが、今回はCOCOARを活用することで、安価にARを設定することができます。
こうした背景もあり、「安くARを活用できるなら」とパンフレットで使ってもらうことになったのです。

仕組みとしては、パンフレットにARをかざすと遺跡の発見状態から発掘作業、そして現在に至るまでの変遷を映像で見ることができます。
また資料館のマスコットキャラクターと写真が撮れるフォトフレームも設定しており、子どもたちにも楽しんでもらえるような工夫をしています。

資料館を訪れた人たちに、もっと遺跡のことを身近に感じ、記憶に残るような資料館にしたいという思いを実現できたと、資料館の担当者には大変喜ばれました。

現在進めている企画としては、資料館の解説パネルにもARを設定していくことの他にも、来年の広報誌では遺跡の跡地にARアプリをかざすと建造物のイメージ図が3Dで見られるようなARを計画中とのことです。

若者に流行っているSNSへの共有を目的に、ARを活用し認知度の向上へ。

また、K氏は案内パンフレットの制作でつながりのあった動物園にもARの提案をおこなっています。

K氏が構想した企画は、動物園の入り口のパネルにARアプリをかざすと写真フレームが出てきて、来場者に来年の年賀状用の記念写真を撮ってもらう、というものでした。

K氏が年賀状フォトフレームの企画を提案した理由としては、今の若い人たちは紙の年賀状を出す習慣がなくなってしまっていますが、年賀状は良い文化だと感じていたため、この文化を継承させていきたいと考えたからです。
今の若者たちは写真撮影も情報の検索も、なんでもスマートフォンでおこない、写真をSNSにアップロードすることにも抵抗がないことから、ここで年賀状の文化を作れないかと考えたのです。

動物園としても、K氏のこの提案は大きなコストをかけずに動物園を宣伝できるチャンスとなります。
特に「年賀状」のフォトフレームという提案は担当者に好評で、今まで通りであれば動物園で撮影した写真を年賀状に活用される可能性は低い中、少しでも動物園のことを知ってもらえる機会が増えるとK氏の提案は前向きに検討され、実施されるに至りました。


また、ARで年賀状フォトフレームをかざしてくれたユーザーに対しては、PUSH通知を送ることが出来るため、次の月に翌月の動物園のイベント情報を届けることができます。
動物園にとっても、リピーターになってもらうことが重要になってくるので、以前来てくれたお客様にも、もう一度違う季節に来ることで動物園の別の顔を見てもらうことができる、と好評をいただきました。

動物園の担当者には、フォトフレーム企画をとても気に入ってもらえたことで、現在配布している紹介リーフレットの方にも、ARを設定していきたいという話をもらっているとのことでした。

単価の向上だけでなく、社員の意識向上にも貢献。

今まで付き合いのあったお客様に安価にARを提供できたことで、課題だった単価の向上にもつながりました。
K氏は「今までの開発するタイプのARは、大きな受注で一発逆転を狙っていたところがありましたが、地道に提供を続けることでも結果的に単価アップになりました」と話しています。

またCOCOARを導入したことで、社内にも嬉しい広がりがありました。
K氏を筆頭に、ARをきっかけに印刷物の受注に結びついている状況を見た他のJ社の営業マンたちも、「クライアントに対してARの話をしていかないともったいない」という意識が芽生えてきたとのことです。

K氏は営業部長として、今後さらにJ社でのAR活用を増やして本業の印刷物の受注を増やしていきたいと話していました。

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