業種:印刷会社E社
E社は、商業印刷を主な業務として請け負っています。
最近では、次第に印刷業務の売上が下がっていることに悩んでいました。
印刷会社が集まったとある懇親会で話を聞くと、E社を含めどの企業も年々印刷市場が小さくなりつつあることを不安に思っていました。
そのため波に流されないようにと、デジタルの事業に移りはじめている企業も増え始めています。
また人々が情報を受け取るメディアも、紙だけではなくインターネットを通じた方法が多くなってきています。
E社がこれからも仕事を受注していくために、「デジタル分野に参入したい」「デジタルで印刷物になんらかの付加価値を与えられないだろうか」と考えるようになっていました。
E社が印刷事業で売上を伸ばそうと営業でお客様と話をしても、できることが印刷だけでは、なかなか新しい取引には結びつかなくなっていました。
また、新しいお客様に見合った提案ができていなかったため、コンペに参加し印刷物の提案をおこなっても他の企業には勝てずにいました。
E社は、相手企業への営業方法や提案の仕方に限界があると感じ、頭を悩ませていました。