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Case事例

業種:印刷会社B社

紙媒体の広告出稿がどんどん減っていく…。
マンパワーが足りなくても売上をアップできた理由

解決のポイント
ポイント
広告の効果を「見える化」した
ポイント
自社媒体で常に動画広告を出してARの認知度を上げた
やじるし

解決

クロスセルを狙ってAR作成ツールを導入。

そんな時、情報収集のために定期的に訪れている展示会で「AR」に出会いました。
ブースの担当者に詳しく話を聞いたところ、すでに完成している印刷物にも活用できる点や自分たちのようなアナログな人間でもARを作れる簡単な操作性に強く惹かれたそう。
以前からさまざまなデジタル商材を調べてはいましたが、なかでも一番「印刷会社向き」ではないかと感じたそうです。
そして一番、魅力的だったのは、既存のクライアントに提案ができる点でした。
会社の内情的に新規の営業に手が回らない可能性が高かったため、既存クライアントへのクロスセルに有効だと考えたのです。
こうしてB社は、大きな期待を込めてARの導入を決定しました。

AR付き広告でクライアントに出稿してもらう価値を付けた。

B社は早速、自社で発行している地域情報誌の広告主にARを提案しました。
住宅メーカーやクリーニング店、飲食関係などさまざまな企業がありましたが、企業ごとの広告に商品やスタッフからのメッセージなどのPR動画を設定。
ユーザーが動画の最後に表示される「キーワード」を各店舗に伝えるとオリジナルグッズが貰えるというプランです。

地方ということもあり、ARはもの珍しかったせいか、6割ほどのクライアントがAR付きのプランを申込んでくれました。

AR付き広告はログを解析し、どれだけ閲覧されたかをクライアントにフィードバックすることに。

PR動画は商品のPRだけでなく、来店促進の効果もありました。
動画を見たユーザーが店舗に訪れてくれるため、広告の効果を目で見ることができるようになったと、クライアントからは非常に好評でした。

こうして、B社は自分たちの情報誌に出稿してもらえる付加価値、競合との差別化ができるようになりました。
動画は先方から提供されるため、手間はほぼかからなかったそうです。

さらにARの自社サービスの認知度をアップさせるため、B社の代表が役員を務めている法人会の会報誌に毎月、動画を設定。
表紙の人物にスマホをかざすと、その人物からのメッセージやプロモーション動画が再生できる仕様にしました。
また、紙面の記事に連動して、企業の朝礼風景や定例会議の様子を撮影した動画を見られるように。
固い雰囲気の冊子だったせいか、この新しい試みは購読者のあいだでも話題になり、文字と写真だけでは伝わりににくいメッセージが読者にダイレクトに伝わるようになりました。

ARを活用したスタンプラリーでリアルイベントを実施。

法人会の会報誌は会員制の購読誌でした。会員には企業の社長が数多く在籍していました。
ある時、会員のとある企業の社長がB社に連絡をくれました。
それは「地元の鉄道会社と観光協会がタッグ組んだ地域活性化イベントでAR使いたい」というオファーでした。
マンパワーが足りないがゆえに既存の会報誌でずっとARをアピールすることを続けていましたが、地道な努力が実を結ぶ結果となりました。

先方から詳しく話を聞いてみると、地元を盛り上げるための鉄道会社と商店街の共同イベントの目玉企画としてARを使ってみたいとのこと。
早速、B社は商店街全体を使った「スタンプラリー」と鉄道車両内での「フォトフレーム」を企画。
B社は企画の内容を詰めようと、市役所に取材をかねて話を聞きに行くことにしました。
さまざまな話を聞いたところ近々、絵本の人気キャラクターとコラボした企画を予定しているものの、イベント内容を決めかねているとのことでした。
その絵本のキャラクターはおそらく日本人ならば誰でも知っている、特にお子さんに人気の有名キャラクター。
B社はチャンスとばかりに、地元と人気キャラクターがコラボしたスタンプラリーを考案しました。
市役所は街おこしになるならばと快諾してくれ、イベント担当者は商店街の回遊率が上がることやターゲットである家族連れが楽しんでくれそうだと即OK。

イベントのテーマは「古いものと新しいものの融合」としました。
商店街のあらゆる場所、30カ所にキャラクターと写真が撮れるフォトフレームを設定。
フォトフレームで写真を撮ると、スタンプがもらえる仕組みにしました。
スタンプを5つ集めれば、商店街で使える商品券をプレゼント。

また、地元の特急電車の車両内でも、オリジナルフォトフレームを設定。
フォトフレームで撮影した写真にハッシュタグをつけてSNSに投稿すると、抽選でサイン入り絵本とミニグッズがもらえるルールとしました。

スタンプラリーはすべてのスタンプを集める必要もなく、どの場所からスタートしてもゴールしても良い点や地域全体が街おこしに協力的でイベント前から各店舗や駅にポスターやチラシを設置して告知をしっかりしてくれたおかげで、参加率は当初の目標値を倍近くクリア。

この案件では、ポスターとチラシのデザイン+イベント告知用LP+印刷+ARの制作で数百万円の売上げとなりました。
さらに、ARが地域に浸透したおかげか、地元企業からの問合せが増えているそうです。

マンパワーのない会社こそARを導入すべき。

ARを導入した当初、使いこなせるか正直言えば不安もあったというB社。
しかし、マンパワーが足りない小さな会社こそ、誰でも簡単にコンテンツが制作できて、
コストパフォーマンスと汎用性が高い、そして時代にマッチしているデジタルツールは導入すべきだと実感したそう。
今後は成功事例をもとに観光や行政など、地域を活性化するような事業をさらに展開していくことを目標としているそうです。

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