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Case事例

業種:印刷会社Z社

なぜ出版物にARを活用する提案が
うまくいかないのか

解決のポイント
ポイント
受注に至らない原因を見つめ直し、提案方法に改善をかけた
ポイント
ARを活用することで得られる価値が伝わることで、本業の印刷物の受注にもつながった
やじるし

解決

受注に至らなかったのは、「本当の価値」を伝えられていなかったから

営業部長は、なぜARの受注にまで至らないのか、なぜ出版社に受け入れてもらえないのかについて分析しました。
改めて考えてみると、当初目的にしていた「紙とデジタルを合わせた価値」を伝えられておらず、ARの紹介の仕方も「紙にかざすと動画で見ることが出来る」といった断片しか伝えられていなかったと気が付きました。

営業部長は課員にも、ARを活用する目的や、なぜARなのか、活用することで得られる効果とは何なのか、といったことを話し合い、共有し合う機会を作り、提案方法に改善をかけていくことにしました。
また、自分の部署だけではなく、もっと会社全体でCOCOARを使っていくべきだと感じ、社内周知、そして見方づくりを始めました。

印刷物の企画から提案できた、出版物でのAR活用の受注。

営業部長が付き合いのある編集プロダクションに訪問したときのことです。
プロダクションからは月刊誌の印刷を請け負っており、そのひとつにスポーツ関連の雑誌がありました。
ARを紹介すると、プロダクションの担当者には「紙面で新しい企画が出来る」と、とても気に入ってもらったこともあり、月刊誌内のヨガの特集での活用を推薦してもらうことになりました。

従来のヨガを紹介するページでは、様々なポーズの写真を何枚も掲載して動きを表現しています。
出版社も、運動系の雑誌では動画で動きが見えたほうが良いと感じていたものの、DVDを付けるほどの予
算がないということや、ユーザー視点としてもDVDをわざわざセットして見るよりも、スマートフォンで手軽に動画を見られる方が良いのではないか、という意見がありました。

この悩みを解決できる提案として、特集ページでARを活用することでヨガの複雑な動きを動画で見ることが出来ることから、今回ARでの活用を試していただくことにつながりました。

医学書での提案が、出版物での活用の第一歩に

また別のAR案件としては、営業部の課員が医学書でのAR案件を受注しています。

営業マンは、新しく医学書籍を出版するという話の際の企画書に、ARを組み込んで提案をしました。
医学関連の業界では、研究における画像や動画といった様々な資料を保有しています。
しかし、紙面の編集の都合で、せっかく保有している情報を公開が出来ないことになってしまうことにもったいなさを感じた営業マンは、埋もれてしまう情報を活かすための方法としてARを提案したのです。

また活用に至った理由として、出版にあたっては白黒の印刷で出版する予定で話が進んでいたため、ARを活用することでカラーの情報を補てん出来る点や、「医学書」に「AR」という馴染みのない組み合わせに新しさを感じ、活用してみたいと思った点も、医学書でARの活用に至る理由だったというお話を聞きました。

この医学書の出版にあたっては、Z社で企画から印刷まで受注することが出来たため、営業部長はARをフックに本業の仕事につながったと、安堵の声をあげています。

ようやく軌道に乗ってきたAR提案。出版物での活用を増やしていきたい

営業部長は、ARの仕組みを活用することで、CDやDVDが付属されている出版物の制作工数やコストを下げることが可能なのではないか、と考えています。
今後はどんどんARを活用した出版物を増やして、『AR本』が一般的になるよう広めていきたいと話していました。

また、「期待を込めてARを導入したものの、軌道に乗るまでに予想以上に時間がかかってしまいました。簡単な道ではありませんでしたが、営業マンたちが頑張ってくれたおかげでようやく活用ができるようになってきました。
少しだけ欲を言えば、AR付きの出版物を見た人から問合せをもらえたら、こんなに嬉しいことはないでしょうね」と話していました。

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