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Case事例

業種:出版社O社

「理科離れ」の進む教育現場。
教材の良さを改めて伝えたい。

解決のポイント
ポイント
生徒に興味を持ってもらうための惹き付けになり、また利用されていることを証明できた
ポイント
他社との差別化になり、代理店に自社の教材を紹介してもらいやすくなった
やじるし

解決

紙と動画をリンクさせ、資料集に新たな価値を作り出した。

企画編集部の部長は、他社にない新たな取組みをおこなうため、情報を集めに展示会に出向くことにしました。
そこで出会ったのは、紙面と動画をリンクさせることができるAR(=拡張現実)という技術で、部長は資料集でこの仕組みを取り入れれば、文字と図解だけでは伝えられない動きや臨場感を出せると直感しました。

さっそく資料集で活用しようと導入準備を進めていましたが、やはり活用を不安視する声もありました。
先生や生徒に受け入れられないことを心配する声や、ARである必要があるのかといった声があった一方で、部長の熱意が伝わったこと、そして今までやったことがないことを机上で言い合ってても一度やってみないとわからないと、会社が挑戦の後押しをしてくれたこともあり、ARを活用した資料集の制作が決まりました。

ARの設定により、資料集が活用されていることが証明された。

制作したAR付き資料集の中には、先生が生徒に伝えたい部分、生徒が興味を持って楽しんで見てほしい部分をそれぞれ厳選し、30個ほどのARを設定しています。
紙面の中のARマークに専用アプリをかざすと、実験器具の正しい使い方や植物の変化、動物の大きさ比較といったコンテンツを見ることができます。
中には写真を取ることができるコンテンツもあり、生徒どおしで楽しみながら勉強できるような工夫がされています。

コンテンツの動画制作には工数がかかったそうですが、納得のいく映像を制作でき、魅力ある資料集を完成させることができたと部長も満足していました。

資料集のARのログ情報を見てみると、とあるマーカーでは、ある一定時期に再生回数が増えていたことがわかりました。理由を調べてみると、多くの学校でその単元の授業をおこなっていた時期ということが判明したのです。

先生へAR付きの資料集についてヒアリングをしてみると、とある先生は授業の予習としてARを見てくるように指示をしているとのことでしたが、単元ではないARも再生されているデータから、中には予習や復習を含め、自発的にARを見てくれている生徒もいることが読み取れます。

生徒の中には、スマートフォンを持っていない場合もあるそうですが、家族の中には持っている人がいることが多く、ARの閲覧ができない環境はほぼないとのことでした。
ARを見るために家庭内でのコミュニケーションのきっかけにもなっているそうです。

ARが差別化につながり、代理店の印象に残るようになった

AR付きの資料集を制作したことで、代理店の目に留まってもらいやすくなったと部長は話しています。
部長が代理店に向けた完成披露会の際に、「AR付き資料集」という言葉を大きく打ち出して告知をしたところ、多くの来場者がO社のブース前に立ち寄り手に取ってくれたのです。

実際に販売している代理店や、今までO社の出版物にあまり力を入れていなかった代理店の担当者からも、「こうした他の資料集と明確な差別化となる部分があることで、今までより売り込みやすくなった」という声をもらったとのことでした。

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