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Case事例

業種:編集プロダクションE社

本が売れない時代に求められる新しい企画…。
即「重版」になった本が生まれた理由とは

解決のポイント
ポイント
新しく導入したツールで新しい企画を次々に提案した
ポイント
企画が失敗した理由を踏えて次の企画に生かした
やじるし

解決

充実した紙面作りに生かせるデジタルツールを導入。

ちょうどその頃、知り合いの印刷会社からいくつかのデジタルツールを紹介されました。
その中のひとつが以前から注目していた「AR」でした。
早速、ARの開発会社に問い合わせて活用事例を見せてもらったところ、印刷物との親和性が非常に高いことがわかりました。
活用事例は企業の販促としてARを使用しているケースが多かったものの、一般ユーザーにとってもメリットのある紙面作りにおおいに生かせる可能性を感じたE社は、ARの導入を決定。
ARを活用した企画作りをスタートさせました。

DVDの代わりにARを使いコストを削減 する案で競合に勝利。

クライアントから国民的スポーツのムック本の企画と見積もりが欲しいという依頼がありました。
第1弾が好評だったため、2冊目を出すことに決定したものの、さらに売上げを伸ばしたいため、他の編集プロダクションからも企画と見積もりをもらうことになっているとのことでした。
E社は早速、ムック本にARを活用する企画を提案しました。
このムック本の売りとして、前回はテクニックを習得するための解説DVDが付属していましたが、第2弾はDVDの代わりにARを活用するプランをプレゼン。
ユーザーは映像を参考にしながら練習したいはずなのに、練習場には再生できるデバイスがないケースが多いことに目を付けました。ARにすることで、本が手元にあれば、どんな場所でも映像を再生することができるのです。
さらに、DVD製作に掛かるオーサリングやプレス費用をカットすることも可能でした。
この提案にクライアントはおおいに賛同してくれ、E社に発注することすぐに決定してくれました。
ARを使った新しい試みは業界でも話題になり、本の売上げは前回よりの倍に。
また、発売から半年も待たずに重版がかかるという、うれしい結果となりました。

さらに、この出版社の小動物専門雑誌の編集部からARを使いたいという問い合わせがありました。
E社は早速、ペットのブラッシング、爪切りや耳掃除などのお手入れの動画を紙面と連動させる企画と雑誌の表紙や人気漫画のコマと自分のペットが写真を撮れるフォトフレームを提案。編集部も気に入ってくれ、即採用となりました。
フォトフレームはわが子自慢のために撮影した写真をSNSで拡散するユーザーが多く、話題になったおかげか、閲覧回数は予想以上だったそうです。
ARを使った号は、なんと通常より1.5倍ほど売上げがアップ。
書店からの問い合わせが多く、この雑誌も重版となりました。

クライアントはもちろん、ユーザーに好評だったこともあり、別の動物の雑誌でもARの採用が決定したそうです。

リアルイベントの案件も受注できた。

以前から編集を請け負っていた車雑誌の編集部から相談がありました。
毎年、編集部主催で開催しているモーターフェスイベントで何か新しい試みをやってみたいとのこと。
イベントでは、トークショーやカメラ講座、試乗会、紙のスタンプラリーやフードコートなど、さまざまなコンテンツが予定されていました。
E社は、いままで実施したことのないイベントとして、ARを活用したフォトフレームを提案することに。
会場に設置したポップにマーカーを設置し、雑誌の表紙風にデザインしたフォトフレーム
で好きな車種と写真を撮り、オリジナル表紙を作って楽しんでもらおうというものです。
コストも制作時間もそれほどかからないということもあり、クライアントからはすぐGOが出ました。

しかしこの企画は、閲覧率が目標数の半分以下という大失敗で終わってしまいました。
敗因は、企画にGOが出たのがイベント3日前だったため、十分な告知や当日のアナウンスができておらず、来場者に認知されていなかったことでした。

E社は肩を落としまたが、翌年の同じイベントでリベンジするチャンスをもらうことができました。
今回はARを使ったスタンプラリーを提案。メーカーのブースごとにスタンプのスポットを設置し、すべてコンプリートした参加者には人気スポーツカーブランドのレアグッズを贈呈するルールとしました。
家族連れが多いイベントのため、お子さんも楽しめるだろうと、クライアントからもOKをもらい、制作をスタート。

今回は前回の失敗を教訓に、イベント開催前に雑誌に参加方法などの解説ページを作り、さらにイベントの特設ウェブページでも告知を行いました。
また、イベント当日も会場全体にアナウンスを実施。

イベントは2日で約10万人の来場者が訪れ、前回を上回るほどの大盛況でした。
E社も当日に様子を見に行ったところ、ファミリーやカップルなどがスタンプラリーを楽しんでいる姿が会場の各所で見られました。
アクセス数も目標数をクリア。
ユーザーにも好評だったため、別の地域で開催されるモーターフェスでも採用されることが決定しました。

企画力を生かして新しいコンテンツを生み出していきたい。

ARを導入したことで、紙媒体だけでなく、リアルイベントまで業務の幅が広がったE社。
長年、紙媒体で培った企画力を生かして、誰も見たことのないようなコンテンツを作り、取引先にさらにARを浸透させていくことを今後の目標としているそうです。

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