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Case事例

業種:出版社L社

読者の「書店離れ」をストップさせたい。
紙の書籍を購入する「価値」を見いだした方法とは

解決のポイント
ポイント
書店で本を買わないと参加できない施策にした
ポイント
身近な存在である「スマホ」を活用した施策にしたことで、作家とファンが盛り上がった
やじるし

解決

スマホを使ったさまざまな施策が可能な「AR」を導入。

書店でのスマホを使った販促PRを実施する方向に決まったものの、実際にどのようなギミックがベストなのか、L社は頭を抱えていました。
そんな時、別部署の知り合いから「販促で使えそうな面白いデジタルツールがある」と、紹介されたのが「AR」でした。

早速、AR作成ツールの開発会社から話を聞いたところ、L社が考えていたスマホをメインに使ったさまざまな施策ができるとのこと。
また、すでに印刷済みの媒体にもARの設定が可能であったりと、紙媒体との親和性が高い点も魅力でした。
アクセスログの集計・解析ができるというデジタルツールならではの機能にも惹かれたそう。
こうしてL社はAR作成ツールを自社に導入し、書店での販売促進のためのPR施策に活用することに。

BLファンの心を掴むフェアで書店での売上げがアップ。

書店でのBL書籍の販売促進としてL社は、注目のBL書籍を10作品ピックアップ。
いずれかの書籍を購入すると、作品ごとのデジタル特典がもらえるというフェアを開催しました。
本の扉部分に設定したマーカーにスマホをかざすと、メインカップルのフォトフレームをダウンロードすることができます。
デジタル特典は、ファンの心を掴むためにすべて描き下ろしに。
描き下ろしイラストは、ペットやグルメ、風景など、読者の日常シーンにフォトフレームがマッチしてSNSで拡散されやすいように、すべて可愛らしい2頭身のデフォルメキャラとしました。
また、「書店限定」の特典としたかったため、本を購入しなければ特典をダウンロードできないように、本の内側にマーカーを設定する工夫も。

告知方法は、自社のHPはもちろん、フェアの特設ページを制作し周知。書店の特設コーナーやレジ横にPOPを設置したり、書店はもちろん、各作家のHPやSNSでもPRしてもらいました。
また、人気作家がフォトフレームで撮影した写真を添付してSNSにアップしたことでフェアの認知度がアップ。
SNSでの投稿数もどんどん増え、ファンと作家の交流のきっかけにもなりました。
結果、今回のフェアで想定していた販売部数はほぼクリア。
店頭の在庫がなくなり再入荷となった本もあったそうです。
目に見えて売上げがアップしたため、今回のフェア以降、BL書籍の販売スペースを拡大したという、うれしい報告をくれた書店も。

フェア終了後、アクセスログを解析したところ、人気作家のサイン会での告知や書店のSNSでのつぶやきなど、アクセスがアップするタイミングがわかり、どんな告知方法やタイミングが有効なのかを知るヒントにもなりました。

新しい試みに挑戦して出版業界を盛り上げていきたい。

L社はARを活用した店頭での販売促進に確かな手ごたえを感じたそう。
今回の試みを見たBL以外の作家や別の編集部からもARを使った施策をしてみたいという声が多数寄せられているとか。

今後も、作家も読者も幸せになるような新しい施策を積極的に実施し、BLだけでなく出版業界全体を盛り上げていくことに注力していきたいと語ってくれました。

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