Case事例

業種:出版社L社

読者の「書店離れ」をストップさせたい。
紙の書籍を購入する「価値」を見いだした方法とは

背景

L社は週刊誌や月刊誌を多数出版する老舗出版社です。なかでもコミック誌を得意としています。

課題

止まらない読者の「書店離れ」。本屋に足を運んで欲しい。

長年、本を作り続けてきたL社は、ユーザーの「書店離れ」をひしひしと感じていました。「書店で本を買う」という当たり前が当たり前ではなくなっていたのです。
スマホやタブレットなどのデジタルデバイスが世の中に浸透したことで、端末にデジタルデータをダウンロードして読む「電子版」が一般的になったことやインターネット通販で本を購入することが当たり前となったいま、わざわざ書店に足を運ぶユーザーは減少するばかりでした。

こうした時代の流れを受け、L社はお客さまに書店に足を運んでもらい、書籍を購入してもらうための施策を試行錯誤していました。

まだ偏見が強いBL書籍を盛り上げるための施策がしたい。

コミック誌を得意とするL社。さまざまなジャンルのコミックを取り扱っていますが、なかでも強いジャンルが「BL(ボーイズラブ)」でした。
男性同士の恋愛を描いたBLの市場規模は年々大きくなっており、熱狂的かつ根強い女性ファンが多いうえに、一般的な単行本より1冊の価格が高価。
L社にとって、最も販売促進に力を入れたいジャンルでした。

しかし、世間的に「オタクが読むもの」「アダルトなイメージ」という認識がまだ強いのが現状。
購入している姿を人に見られたくないという恥じらいを持つ女性もいます。
書店としても、BL関連の書籍は店内の奥まった目立たない場所に売り場コーナーを配置したり、大々的に平積みしづらかったり、試し読みのコミックを置いてくれなかったりと、積極的に売り出すことにためらいのある書店も多くありました。

こうした状況のなか、L社はBL書籍を店頭で読者にも書店にも受け入れてもらうためのPR施策を模索。
社内で何度もディスカッションした結果、読者のほとんどが所有しており、情報入手のために一番活用しているであろう「スマートフォン」を使ったPR方法がベストではないかという結論に。
また、SNSを活用している読者も多いことから「スマホ」「SNSとの連動」「書店への来店促進」。この3つの要素を満たせるような販促方法を展開していく方向で話を進めることになりました。

課題のポイント
ポイント
書店で本を買ってもらうための施策を探していた
ポイント
書店から偏見のあるBL書籍を盛り上げて売上げをアップしたい
やじるし
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