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Case事例

業種:K高等学校

「入学後のミスマッチをなくしたい」
地方の高等学校が取り組んだ方法とは

解決のポイント
ポイント
パンフレットに動画を連動し、どこでも簡単に学校の様子を見られるようにした
ポイント
スマホを活用した授業で生徒たちの発想力をアップ
やじるし

解決

知り合いから紹介された「AR」の汎用性の高さに惹かれて導入。

そんな時、付き合いのあるIT企業から「AR」を紹介されました。
スマホやタブレットを使って、コンテンツを現実世界に引っ張ってくるという最新技術に強く惹かれたK高校は、さまざまなAR開発会社から話を聞くことに。

開発会社によって作成ツールの仕様の違いがありましたが、結論としてはほぼ毎日授業で使うため、コンテンツのアップや編集などは開発会社を介さず、自分たちで管理できるツールがベストだと考えました。
また、学校案内のパンフレットでの使用も想定していたため、教育機関での使用事例が多いツールが理想でした。
そして、この2点を満たすAR作成ツールを見つけたK高校はすぐに導入を決定しました。

学校案内のパンフレットに動画を連動。制服着せ替えコンテンツも。

AR作成ツールを導入したK高校は早速、学校案内のパンフレットにARを活用することに。
校長、教師のインタビューや施設案内、学園祭や授業風景を紙面のコンテンツと連動し、スマホをかざすと動画とナレーションが流れるようにしました。
これにより、学校見学に来られない生徒や保護者にダイレクトに学校の特色と魅力が伝わるのではないかと踏んだのです。

さらにパンフレット内に制服の着せ替えコンテンツも実装。
男女の正装と夏服だけでなく、ネクタイやリボン、ベストなどの小物を使った10通り以上の着こなしパターンを自分の姿に重ねることができます。

ARの導入から半年ほど経った頃、アクセスログを確認したところ、パンフレット配布数の約3倍もの閲覧数がありました。とくに制服の着せ替えコンテンツのアクセス数が多かったそう。入学希望者本人だけでなく、そのお友達や保護者も遊び感覚で試しているようでした。
予想以上に着せ替えコンテンツが好評だったため、今後は各部活動のユニフォームの着せ替えを追加することを計画中だそうです。

AR技術を活用した授業が生徒に大好評。

情報科の授業では、「オリジナルのARをつくろう」というテーマで講義を展開。
生徒それぞれがアイディアを練り、マーカーにどんなコンテンツを設定するかを課題としました。
生徒たちは他の授業で制作した3Dコンテンツやドローンで撮影した映像を連動させたり、イラストが動き出すギミックにしたりと、思い思いのアイディアでARを体感。

この授業をきっかけにARに興味を持った生徒が多く、希望者を募って学園祭でARを活用した催し物をすることが決定しました。
学園祭では毎年、小学生を対象に消しゴム判子を使ったスタンプラリーをしていましたが、普通すぎるうえに来場者も生徒も飽きを感じていたそう。

ARの機能を使ったデジタルスタンプラリーをやってみたいという生徒からの斬新な提案に学校側は即OK。
スタンプスポットは各部活動の展示物としました。
美術部では原画をスマホでスキャンするとカラー画に変化したり、写真部では写真が動き出したりと、ARの特性である「拡張」を含んだコンテンツを制作。
すべてのスポットを周り、スタンプをコンプリートすると、景品として図書券がもらえるルールとしました。

じつは、このスタンプラリーを企画中に、空前のブームになった位置情報ゲームアプリを例に「歩きスマホ」になるという苦言がありました。
基本的にスマホを使った授業以外に校内でのスマホ操作は推奨されていなかったのです。
しかし、K高校が導入していたARはスタンプスポットに訪れ、その場でマーカーをスキャンしなければコンテンツが見られないため「歩きスマホ」にはならず、危険はないという結論になりました。
校内でのスマホ操作は禁止という点については「自分たちが作ったものを楽しめなくてどうする!」という生徒と担当教師の熱意に押され、学園祭当日は操作OKという特例が出ることに。

2日間に渡る学園祭でのスタンプラリーの参加率は来場者の60%という高い数値となりました。
子どもたちはもちろん、保護者が楽しんでいる姿も見られ、親子のコミュニケーションの活性化にもなったとか。
「来年の学園祭では、もっとコンテンツのクオリティーを高めたい」と、生徒たちは息を巻いているそうです。

生徒たちと日本の未来のために発想力を育てていきたい。

生徒たちにとって一番身近なデジタルデバイスであるスマホを使ったARの授業は、他の授業に比べて、彼らからの出たアイディアの数が非常に多かったそう。
豊かで柔軟な発想力を育てることは、子供たちの将来にも、日本の未来にとっても非常に重要なことだとK高校は考えています。
これからも積極的に最新の技術を取り入れ、生徒たちの成長をサポートしていくことに注力していきたいそうです。

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