リズムアクションゲーム『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル』(以下、スクフェス)のリアルイベント「スクフェス感謝祭2018」が大阪・沼津・東京の全3都市で開催開催。本イベントにてARスタンプラリーが実施されました。
出典:スクフェス感謝祭2018
専用アプリ「COCOAR2」をスマホにインストールし、会場内に設置されている対象画像にかざすと、メンバーたちのAR動画「特別ストーリームービー」を閲覧できます。AR動画は全部で12種類。すべてのAR動画を視聴してARスタンプを集めると、会場ごとに「Aqours キャストサイン入りブルゾン」が抽選で3名に当たる企画も行われました。
イベント参加者25,487人のうち、ARスタンプラリーコンプリート達成率は53%、景品引換は96%を記録。AR動画は24,000回以上再生されました。「特別ストーリームービー」はGPS機能により現地でしか見られない仕組みになっており、イベント限定のスペシャルコンテンツとして多くの人が参加しました。
ARGO:過去最大規模の『スクフェス感謝祭2018』が全3都市にて開催!限定AR動画視聴できるARスタンプラリーも実施
2019年9月21日(土)、栃木県宇都宮市にて先進技術を体感するイベント「宮ラボ ~A.I.アイのあるまち創りを目指して~」が開かれました。未来の宇都宮の街を想像してもらうことを目的としたイベントで、ARスタンプラリーやVR体験、キャッシュレス決済などさまざまなコーナーが展開されました。
ARスタンプラリーは各ブースの回遊率を上げるために実施され、来場者の約20%が参加する結果となりました。またポスターやチラシには専用アプリのインストール不要なWebAR「LESSAR」が導入され、ポスターにスマートフォンをかざすと、イベントのPR動画を視聴可能に。約3週間で500回以上のアクセスを記録しました。WebAR施策に関しては、イベント告知の訴求力向上に役立つとして採用されたとのこと。
ARスタンプラリーはイベントの回遊対策はもちろん、従来のスタンプラリーと異なる点として、ログデータの取得を行えるのが特徴です。本事例のようにアクセス数がわかるほか、性別・年齢・アプリ使用地域の確認などもできるため、イベントの効果測定としても有効です。
ARGO:ARやVR、ドローンなど身近な先進技術を体感!栃木県宇都宮市にて街づくりイベントが開催
2018年4月14日(土)・15日(日)の2日間、ベルサール秋葉原にて「セガフェス2018」が実施され、数多くのセガファンが参加しました。
「セガフェス2018」とは、株式会社セガホールディングスをはじめとしたグループ各社のゲームタイトルのファンに向け、 開発クリエイターによるプレゼンや注目作の最新情報、 豪華ゲストを招いてのトークショーなどが行われるイベントです。本イベントを盛り上げる施策として、ARスタンプラリーが開催されました。
ARスタンプラリーは会場内に設置されているARスポット3ヶ所をめぐり、ARスタンプをすべて集めると、「セガフェスオリジナルショッパー」がもらえる企画です。ショッパーを配布し、来場者に歩く広告塔になってもらうという狙いにより実施されました。実際ショッパーを持った人を見て、フェスへ訪れた人もいたとのこと。
イベントは好評で、ARスタンプラリー参加者約6200人のうち、ARスタンプラリーコンプリートは約4500人を記録し、参加者の半数以上がコンプリートするという驚異的な結果となりました。景品引換は97%(約4400人)を達成。ほとんどの参加者がショッパーと引き換えたことがうかがえました。
ARスタンプラリーは会場を回遊してARスタンプを集めるだけでなく、上記画像のような画像やフォトフレームを表示させ、一緒に写真を撮ることができます。参加者が撮影した写真をSNSに投稿することで、イベントの拡散効果が見込めるのもメリットのひとつです。
ARGO:セガによる、セガファンに向けた感謝祭、『セガフェス2018』に行ってきた
2018年4月29日(日)、千葉県松戸市にて「緑と花のフェスティバル2018」イベントを開催。本イベントにてARスタンプラリーをはじめ、ARを使ったさまざまな施策が行われました。
ARスタンプラリーはイベント内に設置されている合計9ヶ所のパネルやポスターに、「COCOAR2」アプリをかざし、ARスタンプを集めていくというもの。ARスタンプをすべて取得すると、ミニサボテンがプレゼントされました。またスマホ用LPサイト「creca」で花言葉を活用したコンテンツを用意するなど、参加者にリッチな体験を提供しています。
そのほかにも花の写真をあしらったARフォトフレームがもらえる企画や、千葉県のマスコットキャラクター「チーバくん」とAR撮影できる企画も展開されました。
ARスタンプラリーは2017年から行われており、来場者の好評を受けて2018年も採用。参加者120名に対し、80名(67%)がコンプリート達成という高い数値となりました。反響の高さを受け、2019年でも継続して実施されています。
ARGO:自然に親しみ、緑の恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむために『緑と花のフェスティバル』に行ってきた
2019年10月1日(火)~31日(木)までの間、イトーヨーカドー大森店にてイトーヨーカドー・専門店街との合同企画「ハローキティARスタンプラリー」が展開されました。
出典:イトーヨーカドー
本イベントは第1弾・第2弾にわけて実施され、第1弾(10月1日~15日)は、店内3ヶ所に設置されたポスターに「COCOAR2」をかざすと、ハロウィン仕様のハローキティオリジナルフォトフレームが出現し、一緒に写真を撮ることができます。第2弾(10月16日~31日)は3種類のミニゲームへと切り替わり、「間違い探し動画」「スロット」「数あて」などを体験できる仕様に。
どちらの企画もARポスターに「COCOAR2」をかざす度にARスタンプを取得でき、すべてのARスタンプを集めると、参加者全員に「ハローキティオリジナル待受画像」がプレゼントされました。さらに3,000円以上のお買い物レシートとの応募で、抽選でハローキティオリジナルグッズが当たる企画も行われたとのこと。
本企画を行った背景として、「従業員の負担が少ないイベントを実施したい」、「店内を回遊させたい」、「地域のお客様に楽しんでもらいたい」、「若い世代への来店を促したい」という思いからARスタンプラリーを採用したとのこと。結果、アクセス数は10,000を超え、スタンプラリー参加者は2,000人、コンプリート率50%と好評を博したとのことです。
ARGO:ハロウィンデザインのハローキティに悶絶!イトーヨーカドーで開催中のハローキティARスタンプラリーを大森店で体験してみた
2019年2月27日(水)~2019年3月24日(日)の間、スマートフォン向けイケメン役者育成ゲーム『A3!(エースリー)』とファミリーマートのコラボ企画にて、ARスタンプラリーが展開されました。
店内のマルチコピー機上に掲示されているA3!ポスターに「COCOAR2」アプリをかざすと、『A3!』劇団メンバーと一緒に写真撮影ができます。劇団メンバーは全部で24人。(1組につき6人、春・夏・秋・冬組の4組×6人)。店舗によって異なる組別ポスターが設置されており、メンバーが日替わりで登場する仕組みです。あわせてメンバー1人につき1つスタンプが貯まり、組ごとにスタンプを全部手に入れると、「スマートフォン用限定壁紙」と「ファミマプリント購入券」がもらえます。
本企画では、時間や曜日でARコンテンツの内容を自動で変更できる「時間指定」と「期間指定」を組み合わせてARスタンプラリーを実施。指定の時間に特定のキャラクターが現れる仕様にしたことで、キャラクターのレア感を高め、ファンの来店を促しました。600万ダウンロードの大人気作品ということもあり、キャンペーン開始からわずか3日間で15万アクセスを記録しています。
ARGO:イケメン役者育成ゲーム『A3!(エースリー)』とファミリマートがコラボ!ARスタンプラリーも開催
2019年8月10日(土)~9月8日(日)までの間、横浜駅直結の複合型エンターテイメントビル「アソビル」にて、『こびとづかん 夏の自由「大」研究~世紀の発見 コビトのフンを見逃すな!?~』が開かれました。本企画展にてARが導入されています。
会場内にある宝箱に設置されているパネルに、「COCOAR2」アプリをスキャンすると、画面にコビトのオリジナルARフォトフレームが表示され、一緒に写真を撮ることができます。宝箱によって、登場するコビトのキャラクターがすべて異なるなどの工夫が施されており、開始1週間で1,000以上のアクセス数を記録しました。
AR企画を実施した背景として、家族連れの来場が多いことと、記念撮影をたくさん撮ってほしいという思いから、ARフォトフレームを採用。またコビトを「探す」という意味で、宝箱にコビトがいる展示を行いました。作品の世界観を損なうことなく、親子の心に残る仕組みづくりを意識したとのことです。
『こびとづかん』とは、絵本作家・なばたとしたか氏による人気児童書シリーズ。全身タイツを着たような不思議な生き物・コビトが好評を博し、累計発行日数270万部を突破しています。