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Columnコラム

おばけ・ホラー体験AR 7選

▼もくじ
1.もっと男女の仲が深まる?「最恐」のお化け屋敷イベント
2.妖怪の世界観をARで表現。浅草の和風ハロウィン
3.廃病院で、AR動画を頼りに研究員を助け出す脱出ゲーム
4.映画のゴーストたちと戦って記念撮影「ゴーストバスターズ ラビリンス」
5.みんなでオバケ退治!シューティング体験アトラクション「オバケハンター」
6.ARを使ってゲームクリア!ピエロや亡霊が襲いくる恐怖の「隠れ家」
7.ARの虫が恐怖症の治療に貢献。スペインの大学での実験




もっと仲が深まるかも?「最恐」のお化け屋敷イベント


2017年夏に東京都中野区で、男女ペア参加の一風変わった「最恐」ホラーイベントが開催され、ARが活用されました。舞台は「方南町お化け屋敷オバケン)」。お化け屋敷内に設置された、暗号が書かれたお札を男女ペアで探していくという謎解きイベントで、お札の中から「正解のお札」を探すことが目的です。

お札にはそれぞれARが設定されており、正解のお札を選ぶとAR動画で暗号の解読ができるようになり、ハズレのお札を読み取ると恐ろしいAR動画が流れます。各回16人ずつ、1日64人の男女ペアが楽しんだこのイベントで、何組ものペアが恐怖に慄いたのではないでしょうか。

最近ではVRやARを活用した新しい体験型のお化け屋敷も増えてきており、今後もどんどん身近なものになっていくでしょう。

最恐コン-方南町お化け屋敷オバケン

 

妖怪の世界観をARで表現。浅草の和風ハロウィン

2016年に東京都浅草で開催された「浅草ハロウヰン六區(ろっく) 」は、普段は人間に化けている妖怪たちが本来の姿に戻って、商店街や遊園地を歩き回るというコンセプトの、和風ハロウィンイベントです。

浅草六区ブロードウェイ商店街を中心に、妖店マーケットやレストランといった店舗がオープンし、妖怪に仮装した人々が練り歩き、パフォーマンスも見られました。浅草花やしき内では、看板やポスターをARアプリで読み取ることで小さな妖怪がスマートフォンの画面に現れ、一緒に写真撮影を楽しめたり、SNSでの共有もできました。架空の存在である妖怪のARコンテンツを用意することで、身近に妖怪がいるという世界観を表現し、来場者にとっても個性豊かな妖怪たちとの思い出が残るイベントとなりました。

浅草ハロウヰン六區 概要



廃病院で、AR動画を頼りに研究員を助け出す脱出ゲーム

2017年に、東京都渋谷区初台の病院を舞台として「Dark Resistance ~廃病院からのAR脱出ゲーム~」が開催されました。本イベントは、当時はまだ珍しかったARを使った脱出ゲームで、廃病院内に掲示されたヒントから再生されるAR動画を頼りに謎を解き、敵組織に捕まった研究員を助けるストーリーになっていました。

「#AR脱出ゲーム」という公式ハッシュタグを使って、イベント体験をSNSで拡散するというキャンペーンも開催され、2次元と3次元が混ざりあった世界観を楽しめるイベントとなりました。

Dark Resistance ~廃病院からのAR脱出ゲーム~



映画のゴーストたちと戦って記念撮影「ゴーストバスターズ ラビリンス」

2018年7月~2019年1月まで、愛知県のラグーナテンボスではARアトラクション「ゴーストバスターズ ラビリンス」が開催されました。本アトラクションは2016年に同施設で開催のされたイベントの続編となっており、当時のイベントで封印したゴーストが逃げ出したため、再度彼らを捕獲光線銃で捕獲・封印し直していくということが目的となっていました。

アトラクション終了後、ゴーストの捕獲数に応じて描かれているゴーストの絵柄が変わるオリジナルカードが得られました。このカードを、AR機能が組み込まれたデジタルサイネージ「MITENE(ミテネ)」にかざすと、カードに記載されたゴーストと同じゴーストが巨大ディスプレイに登場し、本イベントだけの記念撮影ができるというもので、来場者の誰もが楽しめるイベントとなりました。

ゴーストバスターズ ラビリンス



みんなでオバケ退治!シューティング体験アトラクション「オバケハンター」

ハイパーVR・ARアトラクションというキャッチフレーズの「オバケハンター」が、愛知県や富山県のアミューズメント施設で稼働しています。「オバケハンター」には、専用の光線銃を使い、壁に投影されるオバケたちとバトルする「360°プロジェクションシューティング」と、ディスプレイ付き光線銃を持ち、迷路のような夜の校舎を歩き回りながら画面内に現れるARオバケを退治する「超AR体験!探索シューティング」という2つのコンテンツが用意されています。

ARオバケは、画面に急に現れたり、現実世界では見えないけれど、ガンコントローラーに搭載されているスマートフォンのディスプレイ越しだと見えたりと、ゴーストバスターズの世界のよう。ARオバケはかわいいキャラクターなので子供たちは怖がらず楽しむことができます。

全国での試験的な稼働の際にはヘッドマウントディスプレイ(以下HMD)利用による年齢制限がありましたが、現在の稼働ではHMDをしないため、小さな子供から大人まで一緒に楽しめるものとなっています。

オバケハンター 公式サイト



ARを使ってゲームクリア!ピエロや亡霊が襲いくる恐怖の「隠れ家」

大阪府枚方市の「ひらかたパーク」では、2018年の夏に昼夜で異なるホラーイベントが開催されました。そのうち夜の「呪われた夜の遊園地」はARを活用したホラー体験ができます。参加者は、恐ろしい「キラーピエロ」や亡霊たちから逃れながら、ピエロの家族を探し出し、彼に人間の心を取り戻させます。

イベントへの参加には専用アプリのインストールが必要で、アプリではバイタルデータを元に「ビビり度」が計測されたほか、位置情報からマップやARアイテムを取得し、謎を解いて行くという構成のイベントとなっていました。

呪われた夜の遊園地
NTT西日本ニュースリリース「ひらパーお化け屋敷に振動デバイスと位置情報やARを活用した技術協力」



ARが恐怖症の治療に貢献。スペインの大学による実験

ここまではエンターテイメントとしての「恐怖」に活用されたARの例を挙げてきましたが、最後の一つは恐怖は恐怖でも別な形での「恐怖」に活用された例をご紹介します。それは「恐怖症の治療」での活用です。

2010年、スペインのジャウメ1世大学研究室でおこなわれた実験では、ARでその場には存在しない、架空のゴキブリを被験者に見せ、ゴキブリに対する恐怖症を克服させるという試みをおこないました。被験者が着席してヘッドマウントディスプレイを装着すると、テーブルやモニターにゴキブリが出現します。

ARのゴキブリであっても、参加者の心理状況は本物のゴキブリを見ているときとARのゴキブリを見ている時ではほとんど変わらなかったということです。本物の虫と相対した時と近い心理状況を生み出せるのであれば本物の虫を使わなくても同様の治療ができるため、これを応用すると、転倒や高所、死など簡単には再現できない状況や苦痛を伴う状況の克服にも、ARが活用できる可能性があると当時オールドドミニオン大学の産業心理学者だったリチャード・ランダーズ氏(現・ミネソタ大学名誉准教授)は自身のブログの中で述べています。現在では、犯罪被害者へのトラウマ克服にも使われています。

ARのゴキブリで恐怖症と闘う:「Unleashing a Swarm of Augmented-Reality Cockroaches to Fight Bug Phobias」(英語サイト)

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