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Columnコラム

製造現場の電子ブック活用術
―業務効率の改善に役立つ使い方―

製造現場の電子ブック活用術①

背景

中部地方の製造会社P社は、国内外に工場を持ち、鉱物を加工して建設機械や自動車の部品などを製造しています。
製造における各工程での製品チェックには、「作業手順書」という紙のマニュアルを作成して対応していました。

課題

確認作業が、時間も手間もかかる大きな負担に

この「作業手順書」には、各作業の手順やルール、過去のトラブル事例に基づいた注意事項等の説明が掲載されており、P社の従業員や作業員にとっては欠かせない存在です。

手順書は、製品の品番ごとに作成されており、工場のキャビネットに保管してありました。
そのため、作業員が参照したい場合は「作業場所からキャビネットまで移動し、作業手順書を取出し確認を行う」という工程となっていたため、時間も手間も掛かる作業となっていました。

また、P社の製品には似たような名前・形状の製品が多くありますが、紙のマニュアルのため、調べものは作業員の目視による作業となっていました。
しかし、人の目による選別は負担がかかる上に不備が多い、という課題がありました。

「古い情報」を新しくするには、工数がかかり…

紙の作業手順書を、最新版へ更新する作業にも課題がありました。

手順書は、品番の変更やルール改訂などが不定期におこなわれます。
その際には、手順書の中で「変更のあったページ部分だけ差し替える」という作業をおこなっていました。
しかし、変更がある度に手順書の印刷代や時間がかかる上に、担当者が変更しようとしたタイミングに手順書が持ち出されているなど、タイムリーに更新ができていませんでした。

また、本来あってはならないことですが、別の工場の中には新しい手順書に変更する作業を怠り、そのまま古い手順書を使っていたケースもありました。
このときは大事には至りませんでしたが、一歩間違えれば大きな事故につながっていたかもしれません。


作業手順書の制作担当者は、この変更業務には無駄な作業が多く、また管理が大変になっているため、「何か改善策はないか」と、あらゆる方法を探していました。

課題のポイント
ポイント
手順書の確認にかかっている時間や手間を減らし、ミスを少なくしたい
ポイント
工数をかけることなく、タイムリーに新しい情報に更新したい
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