スターティアラボの掲げているミッションは、
「情報の利益化」
です。
この言葉にどのような思いを込め、何を達成しようとしているのか、解説してみたいと思います。
人類は農業革命、産業革命を経て爆発的に進化してきましたが、今まさに3つ目の革命である情報革命の入り口に立っています。それを可能にしたのは言うまでもなく、インターネットです。
インターネット上には情報が溢れており、モバイルデバイスと通信の発達によって、その情報の海からいつでもどこでも欲しい情報を探し出すことができるようになりました。
また、検索エンジンやソーシャルメディアなど、“情報とそれを求める人”をマッチングさせる為の技術も日々進化しています。
しかし、情報流通量が上がっているのは、個人の生活だけではありません。
企業のイントラネットやビジネス用のクラウドサービスにも情報がどんどん増えていっています。
一方で、イントラネットは閉じられた空間です。
Googleのクローラーも入り込めないので、インターネットからダイレクトに情報を検索することは不可能です。
とはいえ、ビジネスの世界にもタブレットやスマートフォンの活用が推進されており、外出先でも社内環境と変わらない情報を受け取ることが求められています。
また、情報は受け取るだけではなく、発信することも重要になってきています。
それもスピーディーに。
情報の発信手段には様々な方法がありますが、ビジネスにおいては信頼性が伴ってくるため、「企業サイト」による情報発信が必要です。ただ、そのためには閲覧環境に応じたHTMLなどの技術で制作する必要があり、都度Webデザイナーに依頼をおこなった場合は、タイムラグが発生してしまいます。
中には情報の性質上、ときには特定の部門や特定の顧客にだけ配信したいケースもあるでしょう。
その場合は閲覧権限を設定する必要があります。
・・・と、ここまでくると「面倒くさい、外部に委託しよう!」となりますが、情報共有、管理、配信はそれぞれの技術分野が違うため、別々の業者に依頼する必要もありました。
さらに、それぞれ文書・ファイル管理、Web制作、情報共有メディアなど、プロダクト自体も分かれていることが現状です。
しかし、これは提供側の都合であり、技術主体、商品主体の考え方でした。
では、今後求められることは何か?
それは「情報」を中心にすえて、シームレスに情報を集約・管理・配信・共有できるしくみです。
そこで、我々はセキュリティを守りながら様々なビジネスシーンに情報を流通させるしくみを、Webアプリケーションの技術で提供したいと考え、我々のミッションを、
「情報の利益化」
企業の情報を利益に変える・・・そう位置づけたのです。