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Columnコラム

AR×オリンピック 9選

▼もくじ
1. ゲーム感覚のARスポーツ「ARボルダリング」オリンピックに向け注目集まる
2. タイムや距離を表示できるAR水泳ゴーグルが発売、選手のトレーニングもより合理的に
3. 「AR×5G」渋谷区とKDDIがバーチャル実証実験!東京五輪での観光事業への活用に期待
4. 日常業務を変革するサン電子のARスマートゴーグル「AceReal One」オリンピックの警備への活用も
5. 迷子の観光客に教えてあげたい!ナビゲーションアプリ「PinnAR」がARルート案内機能をリリース
6. マンガの必殺技をARで体験!スポーツの魅力をマンガで知る「SPORTS×MANGA」の特
7. スタジアムの内外で進化する観戦体験、5GやAR/VRが生み出す新たなスポーツの楽しみ方
8. オリンピックは開催国の広報のチャンス!2018平昌冬季五輪でできた韓国広報館の体験型ARコンテンツ
9. 選手村跡地にできる新しい街「HARUMI FLAG」ARなど最新技術で未来の街の魅力を体感


ゲーム感覚のARスポーツ「ARボルダリング」オリンピックに向け注目集まる

 

ボルダリングは、近年日本でも競技人口が増えているスポーツで、2020年東京オリンピックの正式種目となった「スポーツクライミングスポーツクライミング」の種目の一つです。また、日本は世界的に見ても高いレベルの選手が多く「ボルダリング大国」と呼ばれています。そのようなボルダリングシーンに、フィンランドで開発され、ゲーム性のある新感覚スポーツ「ARボルダリング」が登場し話題になっています。


ARボルダリングは、ボルダリングの壁やプレイする人の動きをセンサーで解析し、プロジェクターでさまざまなアクティビティコンテンツを映写することで、ボルダリングをしながらゲームを楽しめる新感覚のARスポーツです。


すでに世界40か国以上で導入されており、2人で左右に分かれてボールを打ち合う「ピンポンゲーム」や飛んでくるコウモリにタッチして減らす「もぐらたたき」のようなゲームなど、プレイできるゲームはクラウドサービスで管理されています。新しいゲームも随時更新され、コンテンツが増えていく予定です。


このARスポーツはクライマーだけでなく、小さな子どもから大人まで、老若男女を問わず体力作りができ、一緒にいる友達や家族、観客も楽しむことができます。「HADO」もそうですが、ARスポーツは、性別や体格で差がつかないため、誰でもプレイを楽しめることが特徴となっており、今後も広まっていくことが予想されています。



ARGO:「ボルダリング×AR」の新感覚アクティビティが登場。オリンピックに向け注目集まる




タイムや距離を表示できるAR水泳ゴーグルが発売、選手のトレーニングもより合理的に
FORM製AR水泳ゴーグル

出典:FORM

 

水泳用のスマートゴーグルを開発するカナダの企業「FORM」が、計測タイムなどをリアルタイム表示できるAR水泳ゴーグルを開発しました。 水泳用のスマートゴーグルを開発するカナダの企業「FORM」が、計測タイムなどをリアルタイム表示できるAR水泳ゴーグルを開発しました。


ARゴーグルレンズは、内蔵されたオンボードコンピュータを通して動きます。約16時間の連続稼働ができ、ARで計測タイムや距離、ストロークの回数、レートも確認可能です。ゴーグルレンズにはARディスプレイを搭載していますが、シースルーのためディスプレイ自体は目立たず、水泳中に視界がさえぎられることもありません。


AR水泳ゴーグルは専用のスマートフォン向けアプリと連動して、記録されたデータの確認や共有のほか、他の利用者のデータも見ることができます。そのため選手とコーチの間でトレーニング内容を共有したり、進捗状況を追跡することも可能です。


コンテンツは自由にカスタマイズでき、ゴーグルに表示する数値をはじめ、画面表示のタイミングなどを自分好みに設定できます。デザインは一般的なゴーグルと変わりなく、耐久性や流体力学も備わっており、選手たちは、これまで以上に合理的なトレーニングをすることができるでしょう。



ARGO:計測タイムや距離が泳ぎながらわかる!カナダの企業・FORMからAR水泳ゴーグルが発売




「AR×5G」渋谷区とKDDIがバーチャル実証実験!東京五輪での観光事業への活用に期待
「デジタルトランスフォーメーション(DX)」の実証実験イメージ

出典:一般財団法人渋谷区観光協会

 

「東京五輪は、5Gサービスお披露目の場になる」と予測されていますが、渋谷では、「5G(第5世代移動通信システム)」時代を見すえ、ARで飲食店情報などを表示し、渋谷の魅力を発見・発信する「渋谷エンタメテック推進プロジェクト」をスタートさせました。


このプロジェクトは、「渋谷の街をエンターテイメントとテクノロジーでアップデートする」をテーマに、一般財団法人渋谷区観光協会一般社団法人渋谷未来デザインKDDI株式会社が渋谷の一部を5Gエリア化し、5Gを活用する取り組みを実施するというものです。


ARとVisual Positioning Service(VPS)技術を利用し、バーチャルな渋谷と現実の渋谷を重ねる実証実験では、専用のARアプリを起動したスマホを渋谷の街にかざすと、カメラ映像上に飲食店などのさまざまな情報が表示され、空中を浮遊するさまざまなオブジェクトが街を彩ります。


国内外の多くの人が行き交う2020年東京オリンピックでは、街での観光事業にも新しい視点が必要となっています。渋谷発のこうした「AR×5G」サービスは、情報の効率化とエンターテインメントを両立する施策として期待を集めています。



ARGO:渋谷区とKDDIが観光推進プロジェクトを開始!ARで飲食店情報などを表示




日常業務を変革するサン電子のARスマートゴーグル「AceReal One」オリンピックの警備への活用も
2020年東京オリンピック警備スタッフ

出典:SocialVRInfo

 

2020年東京オリンピックでは、各国からの来場者を迎えるために、多数の警備やボランティアスタッフが動員されます。そのようななか、サン電子は、現実世界に3D技術を重ね合わせるAR技術を使ったスマートグラス「AceReal One」で、フィールド業務の変革を進めています。


ARスマートグラスの「AceReal One」は産業用途に最適化されており、特に屋内外のフィールド作業に耐えられるようにデザインされています。IP54準拠の防塵・防滴規格に対応しており、産業用のヘルメットにも装着が可能で、外気温40度の環境でも動作し、視界をさえぎりにくい設計とクリアレンズを採用しています。


通信ミドルウェアではオペレーターとARグラス装着者の対話はもちろん、オペレーターから複数のグラス装着者への連絡も可能で、実際にグラス内で表示している状況をオペレーター側で確認することもできます。


東京オリンピックを見すえた警察・警備向けの機能では、「AceReal One」と顔認証システムを組み合わせ、セキュリティシステムとリアルタイムで連動することで、警備担当者が不審者を検知した際にすぐに識別できるように設計されています。



サン電子株式会社 ニュースリリース 




迷子の観光客に教えてあげたい!ナビゲーションアプリ「PinnAR」がARルート案内機能をリリース

出典:PinnARによるナビゲーションイメージイメージ

 

多くの外国人観光客の来訪が予想される2020年東京オリンピックですが、現在ではほとんどの観光客はスマートフォンのアプリなどで、マップ機能やルート案内のサービスを利用しています。米Googleも「Googleマップ」の機能を強化し、2019年8月には、ARナビゲーション機能のβ版をリリースし、開発を進めています。


それに先がけ、携帯電話やWi-Fiのレンタルサービスをおこなう株式会社テレコムスクエアでは、2019年2月18日、ARナビゲーションアプリ「PinnAR(ピナー)」に、カメラで映した実際の風景に重ねてARによるルート案内を表示する「ARルートナビゲーション機能」をリリースしました。


「PinnAR」は、ARによって誰でも直感的に利用できるナビゲーションアプリです。Google Placeの情報と連携して現在地の周辺施設を表示する機能や、ガイドブックや案内図などの文字をカメラで読み取りそのまま施設や場所等の検索ができる文字スキャン機能(OCR機能)、音声を使った検索機能や画像スキャン検索機能なども搭載されており、目的地の道すじが画面上にAR表示されるので、進路がすぐにわかります。


ナビゲーションは、日本語・英語・繁体中国語・韓国語に対応しているので、もし道に迷っている観光客に会ったら、このアプリを教えてあげると良いかもしれません。



ARGO:看板にかざせば自動で翻訳!海外旅行お助けアプリが配信開始




マンガの必殺技をARで体験!スポーツの魅力をマンガで知る「SPORTS×MANGA」の特別展が開催
SPORTS × MANGA広告ポスター

出典:コミックナタリー

 

パナソニックは、東京・有明のパナソニックセンター東京にて、2019年7月13日~9月29日までの間、2020年東京オリンピック・パラリンピックの機運醸成を目的に、同社製の映像機器やAR技術を用いて日本のスポーツ漫画を紹介する特別企画展「SPORTS × MANGA」を開催しました。


この企画展では、欧州最大級のマンガ関連イベントである「アングレーム国際漫画祭」のアートディレクターのステファン・ボージャン氏がキュレーターとして参画しており、「漫画が教えてくれるスポーツの魅力」をキャッチコピーに、100タイトル以上のスポーツ漫画を7つのブースに分けて展示しています。


7つのブースでの展示は、それぞれにテーマを設定し、複製原画のパネルと、パナソニック社の映像技術やARを活用して、スポーツマンガの歴史や、マンガがアスリートに与えた影響、オリンピック・パラリンピックの精神性などを学ぶことができるほか、人気マンガに登場するトレーニングや必殺技を体感できるコーナーも設置されています。


映像やARなどの体験から「SPORTS×MANGA」の関わりを知ることで、それぞれのスポーツの醍醐味や、普段は知ることができなかったアスリートの心理にも共感ができ、2020年東京オリンピック・パラリンピックへの関心も高まります。



ARGO:越前リョーマ「無我の境地」などキャラクターの「技」をARで体験!「SPORT×MANGA」展




スタジアムの内外で進化する観戦体験、5GやAR/VRが生み出す新たなスポーツの楽しみ方
VRによるサッカー観戦画面

出典:NEWSポストセブン

 

2020年東京オリンピックでは、日本でも5Gの運用がスタートしています。5Gでは大容量の情報を低遅延で伝送することが可能になり、VRやARによってスタジアム内外での観戦体験が変わっていくことが予想されています。


5Gにより大容量のデータがスムーズに伝送されるようになれば、スタジアムへ入れなくても、VRによって最前列よりも選手に近い臨場感での観戦体験が可能です。


また、ARは現状スマホのカメラを使ったものが主流ですが、AR対応スマートグラスが実用化されることで、実際に見ているプレイ状況と重ねて自分の視界の中に選手名やスコアなどの情報を見ることができるようになります。


NTTドコモは、これまでもそうした観戦体験の拡張をめざした実証実験をおこなってきており、2019年9月20日からは、ラグビー・ワールドカップの時期に合わせ、5Gの「プレサービス」をおこなっています。5Gによって観戦体験がアップデートされることで、スタジアムや座席に関わらず、スポーツを楽しめる日は近づいています。



NTTドコモ 「FUTURE REPORT」




オリンピックは開催国の広報のチャンス!2018平昌冬季五輪でできた韓国広報館の体験型ARコンテンツ
「韓服体験」コーナーARブース

出典:韓国観光公社

 

各国からの来訪者が何万人もの規模となるオリンピック・パラリンピックは、開催国の文化や産業をアピールする、絶好のチャンスです。 韓国観光公社では、2018平昌冬季オリンピック・パラリンピックの大会期間中、江陵(カンヌン)オリンピックパーク内のチームコリアハウスの1階に韓国広報館を開設し、ARなどの最新技術を用いて、韓国文化の広報活動をおこないました。


ここでは、韓国の観光や伝統、韓流、生活など様々な韓国に触れることができ、韓国のさまざまな観光地を最先端テクノロジーで紹介しています。


「韓服体験」コーナーでは、本物の韓服も着ることができるほか、ARによって着てみたい韓服を画面上で試着することができたり、「K-POPダンス体験」コーナーでは、ARのプロダンサーにK-POPダンスのレッスンを受けながら一緒に踊ることができます。


ARを利用した体験型のコンテンツは、メモリアルなイベントでは特に有効的で、来場者の多くの人が記念に体験することで、記憶にも残りやすい効果があります。



ARGO:平昌冬季五輪とともに韓国文化を丸ごと体験!「AR試着」など韓国広報館によるインバウンド施策




選手村跡地にできる新しい街「HARUMI FLAG」ARなど最新技術で未来の街の魅力を体感
HARUMI FLAG パビリオンACTIVE Zone

出典:cnetJapan

 

2020年に開催される東京オリンピック、パラリンピックの選手村跡地に建設予定の「HARUMI FLAG」の販売センター「HARUMI FLAG パビリオン」が2019年4月27日にオープンしました。ここでは、AR、VRなどの最新技術を用いて、近未来の新しい街の魅力を体感することができます。


HARUMI FLAGは、東京都中央区晴海にある約13ヘクタールの土地に、5632戸の分譲住宅・賃貸住宅と商業施設などを建設する街づくり計画です。保育施設やシニア住宅などを取り入れ、人口約1万2000人が暮らす街になる予定です。


HARUMI FLAG パビリオンは、HARUMI FLAGでの暮らしを疑似体験できる場となっています。150分の1スケールという大型模型にAR技術を導入し、模型にタブレットをかざすと、画面上に様々なアニメーションが投影され、入居予定の施設名などが浮かび上がるので、入居への意欲も高まります。


オリンピック期間中は世界中のトップアスリートが集結し華やかな選手村ですが、大会終了後にも上手に活用していくことが開催各国の課題となっており、新しい取り組みが世界の注目を集めています。



ARGO:東京五輪の選手村跡地に建設予定の街「HARUMI FLAG」をAR/VRで先行体験!




まとめ

 

オリンピックに関連してARはすでにさまざまなシーンで利用されています。 ARの技術は、イベントと相性が良く、省スペースの効果や、体験的に情報を提供することができます。

オリンピックは国際的な世界最大のイベントです。開催国には世界中から多くの来場者があり、多くの注目が集まります。そのため、そのなかで必要とされる業務やサービスも多岐にわたり、新しいサービスのお披露目の場としても活用されています。

そうしたなかで、2020年の東京オリンピック・パラリンピックでは、今回紹介した以外にも新しいARのサービスがリリースされ、今後の世の中のスタンダードになっていくかもしれません。






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