印刷業界だけじゃない、変化が求められるこれから…
「ソリューション営業」という言葉が出てきましたが、『営業』という職種について考えてみます。
この職種が単なる御用聞きの営業であれば、営業にはそのうち価値がなくなってくるでしょう。
なぜならインターネットが発達した今、御用聞きのために高いコストを払う必要はないからです。
ロボットやインターネットなどが発達してきている中では、単純に情報を提供しながら人間関係を構築し、タイミングを見計らって「何かありませんか?」というだけの営業は、提供する価値の低さからすべての業界で淘汰されるのは必定です。
きちんと人間にしかできない質の高いコミュニケーションをとることで、お客様の潜在的な困ったことを引き出し、解決する提案ができる
「ソリューション営業」こそ、今後生き残っていけるのです。
印刷会社が、このソリューション力を養うことができれば、紙印刷からITまで自由自在に提供できる「マーケティングソリューションプロバイダー」になることができるでしょう。
もちろん、「自分たちには出来ない」と悲観的になる必要はなく、印刷会社には大きな強みがあります。
それは、
顧客企業がいることです。
長いあいだ人間関係を築き、繰り返し取引をしてきた顧客がいるということは、ITなどの新興企業に対して一歩も二歩もリードしていることなのです。
ソリューション力がないことが弱みならば、
強みを活かせばいいのです。
印刷会社が我々のツールを使おうと使うまいと、ITを推進する以外の道がないことは明白であり、そのITの推進はとても困難な道だけれども、実現ができれば間違いなく、次の時代に生き残ることができると考えています。
私たちは、「情報を届けたい人に、情報を届ける手助けをする」という使命を背負った印刷会社の、手助けをしたいのです。