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Columnコラム

地域活性化 ―リアル×デジタル施策7選―

▼もくじ

1.データを使って地域を元気に 地方創生☆政策アイデアコンテストが開催
2.クラウドファウンディングで資金を集め、アカペライベントを開催
3.ブロックチェーンで地域活性化、モバイルスタンプラリーや有機野菜でデータを活用
4.JR九州と肥薩おれんじ鉄道、ARスタンプラリーで観光を活性化
5.ユーザーを巻き込んだSNS施策で成功を収めた下呂市
6.近畿日本ツーリスト、北海道の全エリアを周遊するスタンプラリーを開催
7.地域活性化の貢献へ LINEトラベルjpと RICOH THETAがタイアップ企画をスタート



データを使って地域を元気に 地方創生☆政策アイデアコンテストが開催



内閣府地方創生推進室は、地域経済分析システム(RESAS:リーサス)を活用して地域を元気にするような政策アイデアを募集する「地方創生☆政策アイデアコンテスト」を開催しています。

地域経済分析システム(RESAS:リーサス)は、内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局が提供する、産業構造や人口動態、人の流れなどの官民ビッグデータを集約したウェブ上のシステムです。このビックデータを利用することで、統計的な側面から具体的な施策を立てることができます。

過去のコンテストで、糸島市の職員が提案したマーケティングモデルから、実際に産学官が連携して「糸島ふともずく」の開発・販売につながった例もあります。

地域の課題解決では、関係者のビジョンの共有や連携の難しさがあります。そこで、デジタルマーケティングを取り入れ、ビッグデータを有効活用することで、より具体的な指標が立ち、目的が可視化されるので、効率の良い施策の実現につながります。

地方創生☆政策アイデアコンテスト2018



クラウドファウンディングで資金を集め、アカペライベントを開催



開催9回目をむかえた「金沢アカペラタウン」は、金沢の街をアカペラで活気あふれる街にしたいという思いから、全国からアカペラグループを募集し、金沢市内中心部各所で一斉にアカペラストリートライブをおこなうイベントです。

金沢アカペラタウンでは、イベントの実施にあたってクラウドファウンディングで資金を調達し、開催費に充てています。クラウドファウンディングで実現したいこととして、「誰でも気軽に参加できる新企画」を掲げており、ストリートライブ会場を周るスマホスタンプラリーを実施しました。

イベントのロゴマークにARアプリをかざすとスタンプを取得することができ、GPSと連動したロゴマークが会場内に10箇所設置され、そのうち4箇所のスタンプを集めると、金沢の名産品があたる抽選に応募ができる企画になっていました。

すべてのスタンプを集めるのではなく4つに設定したことが、ユーザーが参加してからコンプリートするまでのハードルが下がり、応募数の増加につながった要因のひとつでしょう。

 

金沢アカペラタウン2018

 

ブロックチェーンで地域活性化、モバイルスタンプラリーや有機野菜でデータを活用



株式会社電通国際情報サービスのオープンイノベーションラボは、宮崎県東諸県郡綾町と連携し、2016年10月より有機農産物の品質を、ブロックチェーン技術を活用して保証する実証実験を進めています。

 

これは、地域活性化を後押しする実証実験の一環で、綾町は有機農法で生産した農産物の詳細な生産管理記録をブロックチェーンに保存。出荷した農産品には認定マークとともに固有IDを付与し、タグ付の2次元バーコードを付けます。すると、スマートフォンをかざすだけで、その野菜がどのような土壌で育ち、いつ作付けが行われたかなど生産工程を確認できるようになります。

 

また、富士通は千葉市と連携して、千葉市中央区の千葉銀座通りを中心にブロックチェーンを活用した地域スタンプラリーの実証実験をおこなっています。

富士通はモバイルスタンプラリーで得た参加者のデータから行動を分析することで、新商品の開発に生かしたり、地域の周遊経路を最適化することで、地域活性化に役立てようとしています。

 

株式会社電通国際情報サービス:プレスリリース

FUJITSU JOURNAL


 

JR九州と肥薩おれんじ鉄道、ARスタンプラリーで観光を活性化



JR九州鹿児島支社と肥薩おれんじ鉄道は、2018年7月21日~10月21日の期間、「モバイルスタンプラリー」を開催しました。

このスタンプラリーは、利用者が年々減ってきている肥薩おれんじ鉄道の利用促進策の一環として、鹿児島県鉄道整備促進協議会と肥薩おれんじ鉄道利用促進協議会が主催しておこなわれたものです。

 

JR九州・肥薩おれんじ鉄道を利用し、対象駅(JR九州10駅・肥薩おれんじ鉄道9駅)の改札内に掲示してあるポスター(GPS機能付き)に、ARアプリのCOCOAR2を起動させてスマートフォンをかざすと、スタンプが獲得でき、獲得したスタンプの数により、賞品があたる抽選に応募できます。

 

地方には、人口の減少が深刻化している地域もありますが、スタンプラリーは、観光客の獲得や観光再生の目的として有効です。さらに、ARを導入したモバイルスタンプラリーは台紙の印刷代やスタンプを押す人件費の削減も可能なので、地域活性化とは相性の良い施策だと言えるでしょう。

 

レイルラボ:モバイルスタンプラリー

 

ユーザーを巻き込んだSNS施策で成功を収めた下呂市



年間約100万人もの観光客が訪れる下呂温泉が有名な下呂市では、過去に4回「下呂Instagram フォトコンテスト」を開催しています。
下呂市で撮影した写真をハッシュタグ「#gerostagram」をつけてInstagramに投稿するだけで参加が可能なキャンペーン。
入賞したユーザーにはAmazonのギフトコード5,000円 1名、2,000円 1名、1,000円 3名がプレゼントされるというものです。
第4回目のフォトコンテストでは約3ヶ月間で2,000件を超える投稿があり、高い成果を出しています。
ユーザーを巻き込んだSNS画像投稿型キャンペーンは、企業だけでなく自治体にも効果があると言えます。

キャンペーン自体は1年以上期間がありましたが、
・何回かに分けてプレゼント(特典)をつけることで継続的にユーザーの投稿を促す
・プレゼントキャンペーンを夏休みや冬休み、卒業旅行シーズンに合わせて実施
・ハッシュタグをつけるだけなので参加しやすい
・ユーザー巻き込み型のキャンペーン
といった点が、投稿数が大きく伸びた要因なのではないでしょうか。

下呂市公式フォトコンテスト:Gerostagram



近畿日本ツーリスト、北海道の全エリアを周遊するスタンプラリーを開催



近畿日本ツーリスト北海道では、北海道の全エリアを対象としたスタンプラリーツアー「北海道でスタンプラリーをしよう!」を開催しています。

 

観光地はもちろん、地元に愛される飲食店なども参加しており、広い北海道の全エリアで40~50の店舗や施設が参加しています。

 

スタンプをためる際には、ARアプリのCOCOAR2をダウンロードしたスマートフォンを対象施設でかざすと、店舗や施設の紹介動画が視聴でき、お得なクーポンを入手できると同時にスタンプも入手できます。

 

また、スタンプを3個集めた全員にちょっぴりプレゼントがもらえ、Wチャンスとして旅行券やギフトカードが当たる抽選にも応募ができます。

 

北海道の全エリアを対象にしたスタンプラリーツアーは、旅行者の回遊する場所もさまざまになるため、各地域の観光再生の良い刺激となります。また、モバイルスタンプラリーにすることで、紙の場合の台紙の劣化や紛失の心配がなく、効果の高い合理的な施策となっています。

 

北海道でスタンプラリーをしよう



 

地域活性化の貢献へ LINEトラベルjpと RICOH THETAがタイアップ企画をスタート



株式会社ベンチャーリパブリックがLINE株式会社と共同運営する総合旅行情報メディア「LINEトラベルjp」にて、株式会社リコーとの新たなタイアップ企画「LINEトラベルjp RICOH THETA部」をスタートしました。

 

この企画は、500名以上の旅の専門家、トラベルナビゲーターが自らの「現地体験」を基に新たな観光スポットやまだ知られていない魅力的な旅行先の風景・グルメ・アクティビティを紹介する「LINEトラベルjp 旅行ガイド」にて、その取材活動に「RICOH THETA」を活用するというもので、取材してもらいたい地方自治体を募集し、各観光地や地方自治体の特集記事を順次公開していくものです。

 

Instagramの流行にみられる通り、旅行先での記念写真はSNSに投稿される可能性も高く、旅行での一つの楽しみと言えます。そうしたなかで、初めて出会う場所や体験を、より臨場感のある表現で映し出すことができる「RICOH THETA」を活用することで、見込み客の想像力を刺激するアプローチが可能となり、地域への観光客の呼び込みに期待がかかります。

 

株式会社ベンチャーリパブリック:プレスリリース

 

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